2016. 10. 10  
おはようございます。

本日は「腹八部目に医者いらず」というお話をします。

満腹になるまで食べないで八分目くらいで抑えておけば健康によいと

言われるように、いいとは解っていてもご馳走を前において八分目で

やめるのはとても大変です。



身体の健康上の話ですが、心の問題として同じように八分目以上は

求めない(心の健康上)ことも必要だと思います。

2015年12月25日92歳で亡くなった加島祥造さんの

「求めない」という詩集の一部をご紹介します。



序文で

誤解しないで欲しい。

「求めない」と言ったって、

どうしても人間は「求める存在」なんだ。

それをよく承知の上での

「求めない」なんだ。


食欲 性欲 自己保護欲 種族保護欲

みんな人間のなかにあって

そこから人は求めて動くーそれを

否定するんじゃないんだ、いや

肯定するんだ。五欲を去れだの煩悩を捨てろだのと

あんなこと

嘘っぱちだ、誰にもできないことなのだ。

<< 中略 >>

ぼくが「求めない」というのは

求めないですむことは求めないってことなんだ。

すると

体のなかにある命が動きだす。

それは喜びにつながっている。

<< 中略 >>



求めないー

  すると

簡素な暮らしになる


求めないー

  すると

いまじゅうぶんに持っていると気づく



本書の抜粋を紹介いたしました。

1ページにひとつの詩で構成されています。

詩は166頁ありゆっくり読んでも1時間も

あれば読みきれると思います。



私は病気入院中に友人から見舞いにこの本を贈られ、

その後も好きな詩集として月に一度くらい自分を

見つめなおすために読んでいます。

私はこの本が2007年に出版されましたが,もうすこし

自分が若き時に出会えていたなら良かったなと思います。

若い人にもおすすめです。



加島祥造(1923~2015)

1990年頃から長野県の伊那谷に移り住み、老子に傾倒した。「タオ-老子」

「タオ-ヒア・ナウ」老子の思想を現代史で表現した本が話題を集めた。

07年の「求めない---」というフレーズで始まる作品を収めた詩集。

山深い谷での素朴な暮らしから紡がれた言葉は、競争の激しい現代社会に

広く受け入れられ、ベストセラーになった。

「求めない」 加島祥三  小学館 1,300円+税

ではまた

今日はあなたにとって良い一日でありますように!
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